“メンバー全員の出身地を巡るツアーで流れた曲達を聴いて楽しんでいる件”
9mm Parabellum Bulletのツアーでも、今年はとりわけメンバーの出身地を巡る機会があった。今回は9mmのメンバーがライヴ中に、自身のバンド以外で選んだ曲を紹介しよう。実際に私も聴いている動画を貼り付けてみた。
3月9日の辰野でドラムのかみじょうちひろが選んだのは、T-SQUAREの「TRUTH」だ。
F1のテーマ曲として有名である。
他のメンバーとは違い、地域性を出すよりは、セットリスト全体がエンターテイメント性を重視したものとなった。
6月9日の水戸でギターの滝善充が選んだのは、水戸黄門のテーマ曲である「あゝ人生に涙あり」だ。(場所が水戸だけに…滝の出身地は北茨城市)
まさかの「Talking Machine」の途中からこれが来たか!!!(多賀城での中村和彦セトリの時以外、同じ展開)と毎回面を食らったのは言うまでもない
7月19日の鶴岡でボーカル・ギターの菅原卓郎が選んだのは、山形県らしく「花笠音頭」。
私が唯一ふるさと納税シリーズで参戦した鶴岡だったが、残念ながら花笠音頭の出だしを全く覚えていなかった…その分だけ、こちらの動画を何度も見て覚えた。
11月19日の多賀城でベースの中村和彦が選んだのは、宮城県民にはお馴染みの老舗百貨店 藤崎のCMソングである「好きさ、この街が…」だ。
鶴岡での菅原卓郎同様、地元好きな様子が伝わる選曲である。実は藤崎の公式X(旧Twitter)にて、譜面が公開されている。
藤崎 #テーマソング
— 仙台藤崎百貨店【公式】 (@fujisaki_dept) 2022年9月4日
「好きさ、この街が…」
お客様より演奏したい🎹というお声をいただく事がございます😌
先だっては学生の方からご連絡いただきました👨🎓
大変光栄です✨ありがとうございます☺️
(好きさ、この街が…は藤崎ホームページからお聞きいただけます🎼)https://t.co/b6ZSw6pSH8 pic.twitter.com/EoNiebHau9
私も初めて動画を見た時から、ついつい口ずさんでしまう程だ。毎回見る度に歌っている。
仙台に来た際は寄ってみたい場所である。
今回のふるさと納税ツアーと言う試みは、とても楽しくかつ、メンバーのバックボーンが垣間見える内容だった。
こうなると自然に、9mmがバンド結成29周年を迎えた時はどうなるかを考えてしまう。
まずは来年の結成20周年を見守る事とする。