“距離の近い手作り感を味わえるフェスに参戦した感想を綴る”
今月の5日~7日にメガネのイタガキ文化ホール伊勢崎にて行われた、“I ROCKS 2024 stand by LACCO TOWER” の二日目(6日)に参戦した。
今回は参戦した感想を綴る事とする。
私が今回見たバンドは3組である。
9mmメインになるがこの記事で、出来る限り綴る。
I STAGEで最初に演奏したのは、BLUE ENCOUNTだ。この日のベースはサポートとして、9mm Parabellum Bulletの中村和彦が登場した。
熱量の高いステージは勿論だが、ボーカルの田邊駿一のトークの面白さに脱帽した。ステージも佳境に入った頃、客席の通路まで出て歌っていた姿に心が昂った。
次に登場したcinema staffは、ボーカル・ギターの飯田瑞規の伸びのある歌声に魅了され、躍動感のある動きをしたギターの辻友貴に驚嘆した。私が唯一聴いたことのある「great escape」が演奏された瞬間、テンションが上がった。
昨年末の9mm・アルカラとのスリーマン「今宵前夜」にてアルカラがカバーしていた事がきっかけで知ったこの曲。オリジナルを聴いてその歌声とサウンドの魅力に惹かれた事をこのI STAGEの上から改めて体感した。
9mmが登場した際はいつものDigital Hardcoreが流れ、「名もなきヒーロー」を演奏した。曲に合わせてオーディエンスが腕を振り上げる様子も、ひときわエネルギーに満ちていた。「Black Market Blues」でリズムに合わせて踊り「インフェルノ」で歌詞の通り、 命を燃やし尽くした。
「One More Time」でボーカル・ギターの菅原卓郎がギターの滝善充に向けて ‟滝ちゃーん!!!!” とコールするのはもはや定番。この曲もノリのいいリズムに思わずステップを踏むほどだった。個人的には「Brand New Day」を聴いた時は感極まって目が潤んでしまう。6曲目の「ハートに火をつけて」で ‟灰にならないか” と歌った時に ‟伊勢崎の地で行われるこのフェスにて、命を燃やし尽くし灰になるのか…” そう感じた。
そして最後は「Punishment」、9mmはこの曲でステージを終えるパターンが多い。
いつもの様に驚異的な速さで演奏した。いつでもどのステージにおいても、9mmのライヴは歓喜と狂乱に満ちている。
こうして人生初のフェス参戦、ならびに伊勢崎での旅は楽しみの内に終えた。
詳しい旅の経緯は次に綴る事とする。