愛と自由を携えて生きる

新潟生まれの新潟育ち。工場勤務兼作家志望のアラフォー女子が、 “自分らしく生きる” 事を探究する様子を綴るリアルなライフログ

9mm「カオスの百年 vol.20」に参戦して

ビルボードライヴ東京でのバンド結成20周年のライヴ参戦の感想を綴る” 

 

3月17日にビルボードライヴ東京で行われた、9mm Parabellum Bulletの自主企画ライヴ「カオスの百年 vol.20」。バンドが結成されて20年と言う記念の日に、煌びやかな空間の中で繰り広げられるライヴパフォーマンスに自ずと期待が膨らんだ。

 

当日の私は、地元から新潟駅までバスに乗った後、新幹線に乗り上野駅から地下鉄に乗り換えて六本木まで向かった。行きの新潟駅の構内は寒かった。

 

新幹線の車内では空調も相まって、あまりの暑さに上着を脱いだ。長いトンネルを抜けて、関東に入る時は決まって快晴だ。スマホで気温を確認したところ、この日の東京都内の予想最高気温は22℃と表示されていた。

 

この日の服装は黒の9ラウンドロンTの上に綺麗めの紺色のパーカーと、ボトムは茶のチェック柄のパンツを穿いた。買った当初に施されていたセンタープレスが、洗濯を経て取れてしまっている。

 

靴も今回の公演の為に急遽ゴールドのフラットパンプスを購入した。元々持っていたコーラルピンクのパンプスが、かなり傷んでいたからだ。

 

ここ何年もパンプスを履く機会がなかった為、そのまま放置していた。スカートだって何年も履いていない…ワンピースなんて以ての外だ。

 

“(女性として)終わってんなぁ…” と思い一人愕然とした。

 

その代わり、髪は簡単ではあるがアレンジをして、前日にネイルも塗った。

 

私は “現段階で出来うる限りめかしこんで行くぞ!” と決めてライヴ当日を迎えた。

 

ビルボードでのライヴは二部制になっており、女性限定の二部の開始まで時間に余裕があった。その為、開演前にフォロワー数人と飲みに行ってきた。

 

六本木は坂が多いが勾配は緩やかだった。ホテルから飲み会の会場までグーグルマップを頼りに坂を歩きながら向かった。

 

飲み会で食事をしっかりと摂りつつ、フォロワーとの会話を楽しもうと決めて居酒屋の店内に入った。

 

ビルボードでも飲食は可能だが、メニューの金額を見るとどれも割高だった。

席についてからはノンアルコールカクテルのみ注文して、ライヴ終了後に飲食の会計を済ませた。

 

第二部が21:00からの開演で、メンバーが登場した際かなり近い距離だった事に驚いた。

私が座っているテーブルはステージから近い所だった為、演奏が始まってからも鼓動の高鳴りを隠せずにいた。

 

女性限定と言う事で「Vampiregirl」、「Lady Rainy」辺りは予想通りと言ったところだったが、第一部でも披露したBOOWYの「B・BLUE」をここでも演奏するのは意外だった。

 

まさかヒムロックならぬタクロックを、第二部でもやるとは思わなかった。

 

それ以外でも「光の雨が降る夜に」、「ハートに火をつけて」等も披露した。ビルボードの様な落ち着いた場でも、9mmは通常通りに激しくステージを動き回り、轟音をかき鳴らした。

 

アンコールの「カモメ」でステージ奥のカーテンが開き、夜が深くなった六本木の景色を見ながら演奏を聴き入っていた。

 

人生初の六本木、そしてビルボードライブ東京でのひと時を噛みしめつつ、日常へと戻っていった。

 

‟この場でまた9mmのライヴを体感したい!” と心に刻みながら。