愛と自由を携えて生きる

新潟生まれの新潟育ち。工場勤務兼作家志望のアラフォー女子が、 “自分らしく生きる” 事を探究する様子を綴るリアルなライフログ

表現する欲が再燃した件

‟文章は勿論、歌の方も意識して”

 

工場勤務の傍ら文章を綴り、部屋や車の中では、音楽を聴きながら歌う日常を過ごしている私。

 

幼少時から何故か歌う事が好きで、ラジオを聴きながら内職をしている母の姿を見て育った。この様な形で音楽に親しむ日々を送っていた影響もあって、自然と歌を歌う様になっていったのだと今になって思う。

 

学生時代に部活で合唱曲を歌っている反面、自宅に帰ってから当時の流行りの曲を歌っていたが、特定の歌手のファンになる事はなかった。

 

20代後半で9mmに出会ってからは、気になるバンドとしてずっと動向を気に掛けていた。今ではすっかり9mmのオタクに変貌しているが、それ以前の私の人生はこんな感じで過ごしていた。

 

今回は特に歌に関して綴る事とする。

 

私は昔から脳内で音楽が流れて来る事が度々あった。曲はテレビで流れた流行りのポップスが多いが、時として両親が若かりし頃に流行っていた懐メロが流れて来た事も。

 

私は幼少期の生活環境の影響で、テレビやラジオを介して音楽と親しんでいた事がきっかけで、次第に歌が好きになって行った。

 

そして今でも、年末のラジオの昭和歌謡特集を聴いて懐かしさを感じる事がある。しかも母が若かりし頃に聴いていた楽曲である。当然私がまだ生まれていない頃に流行った曲だ。

 

何度か聴いた事のある楽曲を耳にする時、私の ‟歌いたい欲” が出て来る。

 

現在は仕事の最中に歌う事もある。

 

文章にも当てはまる事だが、音楽を聴いている時にはその世界観に没頭できる。

 

曲が醸し出す世界に誘われる時もあるが、時々そこから離れて、別の事をぼんやりと思い浮かべる時もある。

 

考え事をする時にも、音楽はいい効果を生み出すきっかけとなってくれている。

雑念を取り払い、その時の自分に必要な事柄だけ整理する為に聴いている。

 

無意識にやっている事ではあるが、非常に大事な行為として認識している。

 

最近は休日の夜寝る前や、日勤が終わり夕食を取った後の時間に、スマートフォンで音楽を聴きながら熱唱している。曲は1~2曲に絞って、その曲の音に集中して聴きながら歌う。どこまで元のボーカルの音程や表現に近付けられるか試しながら、何度も繰り返し歌っていくのだ。

 

こうして歌に集中している瞬間が楽しくて仕方がない。

 

この文章を綴りながら、過去を振り返ってみると、私は子供の頃からそんな事を ‟遊びの延長として行っていたなぁ…” と何だか懐かしく思うと同時に、それらを継続していた結果が今に繋がっていると改めて実感した。

 

夢中になって歌にのめり込んでいたあの頃と同じ感覚は、40歳を過ぎた今でも持っている。

 

私は幼少の頃から熱狂する気質を既に持っていた事に、今更ながら気付いた次第だ。

 

若かりし頃は、好きになるミュージシャンが一定しなかっただけで、音楽そのものはずっと好きだったと言う事実を改めて確認するのだ。

 

たまにそうやって自分の立ち位置を見直して行く機会が無いと、人生の方向性が分からなくなってくる様な気がするのである。

 

それは “自分の核を自覚し直して行く感じ” と言った方がしっくりくる。

 

最後に、今年も音楽と文章に親しむ一年を過ごす事とする。