‟欲しいものを手に入れたい欲とどうせ手に入らないと言う諦めの間で揺れる”
前回の記事では、再就職の話に焦点を当てて綴った。
参考までにリンクを
今回は恋愛・結婚の話にフォーカスして綴る事とする。
先日、母が業者とやり取りをした。要件は自宅風呂場の修繕の事だ。
費用の話が出た際に、支払いについて話になった。
仕事に関して、現状で兄は無職。
私も来月末に退職する為、一括で支払う事は難しい旨を業者に伝えた。
その直後、業者から ‟兄の仕事の世話をする” と打診があったのだ。
本当に!?(驚)
母が聞いたところに拠ると、業者の代表は元市議会議員との事。議員であれば、人脈が広い事は容易に想像できる。
打ち合わせは何事もなく終わり、我が家を後にした。しばらく経った頃、電話が来た。
内容は仕事の紹介だ。詳細は土木の職場である。その話題が出て来た瞬間、私は “土木の仕事なんて、兄は抵抗するのではないか?” と思っていた。
こうして突如、我が家に舞い込んできた就職先の話。兄は私の予想に反して案外素直だった。
紹介の話を快諾したのち、今度は件の業者から “結婚相手も紹介する” と言い出したのだ。問題はその後だ、“でもその前に娘(私の事)方が先だなぁ…” と言ってきたのだ。
これにはさすがに腹が立った。
「はぁ?なに言ってんだ、このジジィ!」と怒りが沸き出てきた。
何故、女性で未婚と言うだけで、こんなにも惨めな扱いを受けなければならないのか…と田舎で実家暮らしのアラフォー未婚女性が置かれた厳しい現実を、まざまざと痛感して夥しいまでの怒りと悲しみでショックを受け、人生に失望した。
私は、自分が心から信頼している人としか付き合う気はない。
ましてや、自分以外の誰かからあてがわれた相手と結婚するなんて、私の中では有り得ない事なのだ。
私の辞書にはそんなものは載っていない。
悪いが……一から出直してこい!!!!←厨二病w
私は親と同世代の価値観の押し付けが大嫌いだ。正直言って反吐が出るレベルである。
つい先日も、職場で母と同世代のベテランの男性から仕事の事で言われたばかりである。悔しさと腹立たしさで、腸が煮えくり返る程の怒りを再び感じたのだ。
ふざけんな!
もう私には会社勤めと言う生き方は合わないのだと、肌身に感じた瞬間だった。
いや、本当は向いていないにも関わらず馬鹿みたいにクソ真面目な事をして、かえって嫌な思いをするのを分かっているのにやり続けて来たのだ。
もうそんな人生は終わらせる!