私は自分の事をコミュニケーション障害だと自覚している。
幼い頃から人と話をする事が苦手だった。
と言うよりは思った事を話すと、悪い意味で受け取られていた。
そんな事がいつも続いていたので、次第に本音を話さなくなっていった。
人の目を気にし過ぎていたから何も言わなくなったのだ。
意志疎通を図る事がお世辞にも得意ではなく、相手が謝った解釈をしても “違う!” と、はっきり言えなかった。
器用に立ち回れない自分を駄目なヤツだと思い込んでずっと責め続けていたのだ。
そんな思いを子供の頃からずっと握り締めてきた為、人知れず涙した事も数え切れない程あった。
それにもかかわらず、私はTCカラーセラピストになった。
非常にネガティブでコンプレックスの塊だった私が、オーラソーマがきっかけで色彩心理学を知り、書籍を買い求め独学で学んでいった。
学びを深めていく中で、自分自身の良きも悪しきもあるがままに認められる様になってきたのだ。
話は変わるが、数日後に行われるイベントに出店する。
ひょんな事から、出店のお話をいただいた事がきっかけだ。
それまでの私ならば、出店したい気持ちはあっても心の中では “私なんて…” と後込みしてお断りしていたのだが。今回はそんな迷いも出ず、その日のうちに出店の意向を伝えていた。
ようやく念願のTCカラーセラピストの活動を再開する事ができた。
この様なお膳立てをしていただき、本当に感謝している。
当日は “嬉しい” “楽しい” “気持ちいい” を意識してセッションをさせていただくだけ。
これからお会いするお客さまとの出会いを大切にしていきたい。