愛と自由を携えて生きる

新潟生まれの新潟育ち。工場勤務兼作家志望のアラフォー女子が、 “自分らしく生きる” 事を探究する様子を綴るリアルなライフログ

狭く深い人の心の奥底

‟只今、緩く登場人物の設定を詰めている最中”

 

ガチ禁止令を出す程には、義務感が顔を出してきている現状の中で、今私はネットで調べながら小説を書く為の準備を進めている。

 

ガチになって来ると、せっかく出て来たイメージと映像を忘れ去ってしまう癖がある。

今までに脳内映像が出て来た状況をざっと整理してみると、夜寝る前や休日の朝等、何も考えずにボーっとしている時にゆるゆると出て来る。

 

その時、明確に出て来た映像を思い出す様にしている。昔は全て覚えないと!と自らにプレッシャーを掛けて追い詰めていたが、今では ‟ざっくりで構わない” と半ば開き直る様な心境で受け入れている。

 

ガチになるとそれがプレッシャーになり自らを苦しめる結果に繋がるのなら、‟もっと気楽に構えていていいのだ” と今にしてやっと肚に落ちた。

 

今は枕元にネタ帳とペン(フリクションスリム 黒 0.38)を置いて眺めている。ネタ帳と言っても軽く楽しかった事、面白かった事も綴っている。どこでネタとして活用されるか分からないからである。たまにネタ帳を見返してクスッと笑っている事もある。

 

ネタ帳は、小さいメモサイズのノート(持ち運び用)と綺麗な青緑色でA4サイズのノートの(自宅用)2冊を所有している。

自宅用は初めの数ページ程に、学んだ事の記録を執っている。それ以降のページに旅の雑記や気付きを綴っている。

 

とにかく書く事が好きな私は、覚える事項に関しては、メモを執る習慣がついていた。取り留めのない事から、しょうもないネタ、思い付いたフレーズや台詞もそのノートに書き留めている。

 

‟取り敢えず気になるから書く” と言う、実にシンプルな考えから来ているこの習慣は、幼少時からの癖である。

 

話を元に戻そう。

 

今、登場人物の設定を綿密にすすめているところだが、今特に集中して取り組んでいるのは、主人公の人物像ならびに舞台となる街の設定だ。2月~3月に勤務していた派遣先で出て来たイメージや周辺の風景等から、更に世界観を深めていく事に意識を向けている。

 

その様な背景もあり、退職した現在でも休日には車を走らせて、風景を見たイメージや雰囲気を体に落とし込んでいる。本音を言うと車を止めて街を歩いた方が、更にリアリティが増してくるのだが、周辺に車を止める場所が見当たらない。

 

気候のいいこの時期に、街並みを歩いてみたい気持ちはあるので、もう少し探してみる事とする。

 

今詰めている主人公の設定を考えるだけで、オタク的にテンションが上がってきている。狭く深くそれらを掘り下げていく過程がとても楽しい。この瞬間にオタクのアラフォーは静かに笑う。

 

さて、この先一体どの様になっていくのかが楽しみである。