‟年末年始の休暇で突如思い出した過去の事”
この年末年始の長期休暇を過ごす中で、過去にぼんやりと考えていた小説の設定を思い出す機会が出て来た。
‟あ~っ!随分と懐かしいヤツが出て来た!” と驚いた私は、その当時(十数年前)にポッと出て来たその案に再び思いを巡らせる事となった。
突然、脳内から引き出された過去の案件をそのまま使うのは、今の自分の感覚に合わなくなってきた。そんな時に、ふと思い浮かんだのは “これを再編させて、小説として出そう” と言う脳内から、降って湧いたかの如く出て来たこの言葉だった。
どうやら私の脳内には、様々なキャラクターの住人が住んでいる様だ。かなり昔からうっすらとその感覚があったにも関わらず、それをあまり自覚せずに日常を過ごしていた私。ましてや人になんて言った事もない、そもそも話す機会さえもないのだが。
しかもその上、脳内に住み着いた住人達と、まれに話をしている。なんて事は…口が裂けても言えない…
‟それ、ただの変人じゃねえか!” って言われて馬鹿にされるのがオチだ。そんな言葉を面と向かって言われた日には、恥ずかしさのあまり死にたくなる程だ。まぁ、実際は死ぬ事は先ずないが…
「変人と言うか、不思議ちゃんと言うか…とにかく、頭の可笑しい人がいます!」と言われる可能性が大だ。
もっと酷い言い方だと ‟キモい” とか、もしかしたら言われるかもしれない。
けれども、それは事実なのだ。それも紛れもない事実なのだ。
だがそれらを信じる信じないは個人の自由だ。
取り敢えずは、再編した設定の書き出しから始める事とする。